大阪の地下鉄、行先案内機(発車標・旅客案内表示装置)の歴史② LED式編

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大阪の地下鉄になくてはならない、この行先案内機。

発車標・行先案内機など表記揺れがありますが、大阪市交通局内では「旅客案内表示装置」と呼んでいるようです。

実際に大阪市交通局内Webサイトでも「旅客案内表示装置」との表記が見られ、また、大手メーカーである京三製作所も同様に旅客案内装置と掲載しています。

ここでは、そんな個性豊かで大阪市営地下鉄の風景を作り上げる、旅客案内表示装置を細かく種類別に、マニアックに紹介していきます。

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今回ご紹介するのはLED式。

LED式は大阪市営地下鉄のメイン形式ですが、駅構造によって様々な派生バリエーションがあるのをご存知でしょうか。笑

 

LED式旅客案内表示装置

御堂筋線・谷町線・四つ橋線向けタイプ

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現在千日前線・中央線を除く各路線で活躍しているのがこのLED式タイプ。

画像のものは標準的な大きさのタイプで、ややイレギュラーな大きさのものが御堂筋線天王寺、淀屋橋、本町駅・谷町線阿倍野駅・四つ橋線玉出駅などで見受けられます。京三製作所製。

 

多様な表示も可能

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30系の車両故障でダイヤが乱れ、行先が把握できない場合に使われる「調整中」の表示。ほとんど見かけませんね。

 

 

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2013年10月11日、西中島南方~中津間で車がぶつかり、破片が線路上に飛び散ったことから運行がストップしました。

折り返し施設は中津にあったものの、第三軌条に破片がぶつかりショートの可能性があったからか、電源系統が分離されるなんばを北限とした折り返し運転が行われた際に撮影したものです。

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非常停止ボタンが押された際にはこのような表示に。

 

さまざまな特注の派生タイプ

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阿倍野駅にある横長タイプ。天井が低いが故の特注タイプです。

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啓発案内がないコンパクトタイプ。御堂筋線本町、谷町線阿倍野、四つ橋線玉出駅で見受けられます。

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筐体がグレータイプのもの。こちらは御堂筋線天王寺駅にある行先だけを表示するものです。

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やや大型な初期ロットタイプ。ここからスリム化が図られ、現在の大きさになっています。

四つ橋線全駅と谷町線谷町四丁目駅に設置されています。

 

OTSタイプ

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かつてコスモスクエア駅に設置されていたタイプ。行灯式が主流であった中央線の中で、一駅だけがこのタイプでした。現在はLCD式に交換されています。

 

 
いかがでしたか。

 
LED式は2000年頃に登場し、後から登場したLCD式に淘汰されると思いきや、堺筋線でまた継続採用されるなどまだまだ主流の時代は続きそうです。

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※文章中の写真の著作権は著作者に帰属します。無断転載は固くお断りします。
Photo,Writer: Series207  2014/09/21

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大阪市営地下鉄ファンサイト「Osaka-Subway.com」運営主宰。 2017年4月に鉄道趣味本としては初めての、電子書籍「マルコに恋して」を出版。 その他、クレジットカードファンサイト「鉄道ファンのクレジットカードのりば」なども運営中。