出典:https://citybus-osaka.co.jp/news/7055
2020年8月28日、大阪シティバスは自社で保有するバス車両534台のボディカラーを新デザインへ切り替えると発表しました。
これまで大阪市営バス時代から引き継いだバスについては市営時代のデザインをそのまま使用し、ロゴだけを新しく新調して使用してきました。
新デザインのバスは、2020年11月~12月に鶴町営業所・酉島営業所へ投入する新車10台を皮切りにスタートさせ、今後も車両更新にあわせて新デザインに切り替えていくとのことです。
はいそこ、ファミマって言わない。
大阪シティバスは、1979年に採用して以降、市民・お客さまに親しまれてきた路線バスの車両デザインを41年ぶりに刷新します(中略)
新デザインは、2020年11月から12月にかけて順次運行を開始する新車10両(配置営業所:鶴町営業所5両、酉島営業所5両)から採用し、今後は車両更新にあわせて、全534台の路線バスを新デザインに置き換え、新たな大阪のバスとして、市民・お客さまに親しまれ、大阪の街のシンボルの一つとなることを目指します。
出典:「路線バスのデザインを41年ぶりに刷新します。」大阪シティバス株式会社
https://citybus-osaka.co.jp/news/7055
すなわち既存バスについてはそのままの姿で、あくまで新車投入→廃車によるデザイン切替としていくということなのでしょうか…?
そうであるならば、比較的更新のペースはゆっくりとしたものになりそうですね。
新デザイン
出典:https://citybus-osaka.co.jp/news/7055
新しいデザインは、グリーン・ホワイト・ブルーのトリコロール。前面のロゴ部分もホワイトとなっています。ファミマって言うな。
このカラーは大阪メトログループのデザイン統括である奥山 清行氏による監修で、それぞれの意味は次の通り。
・グリーン…「大阪のシンボルとしての路線バス」
としてこれまで長年親しまれてきた車体カラーのグリーンを踏襲
・ホワイト…「市民生活に根ざした路線バス」として、
信頼、安心を象徴するホワイト
・ブルー … 「未来の大阪へ走る路線バス」として
港町・大阪の海、大阪シティバスとOsaka Metroを象徴するブルー
これらをこれまでの40年からこれからの未来へ、時代の扉を開いて前進する様子を斬新な縦グラデーションで表現。
出典:https://citybus-osaka.co.jp/news/7055
後面からのイメージ図。こちらも、ロゴ部分だけはホワイトとなっています。
ネット上では「シエラレオネ共和国の国旗のようなデザイン」とも言われていますが、「ファミリーマートの宣伝カラーのy」……おっと誰か来たようだ。
現在のカラーリングを振り返ると
現在の大阪シティバスの一般車両は、1979年に採用された大阪市営バス時代のカラーリングはそのままで、ロゴだけを新しくしたデザインで走っています。
やはり大阪のバスといえばこの安定のカラーリングですね。
2019年4月には新しくバス車両が投入されましたが、このモデルについては今回発表のあったデザインとは異なるものとなっています。
この車両についても、今回リリースのあったデザインへとわざわざ塗り替えられるのでしょうか…?
また、高速バスについては専用のブルーカラーリングで現在運行されていますが、こちらについても同じデザインとされるのでしょうか。
阪急バスのように一般バスと高速バスでカラーリングが異なる場合もありますが、一方で京阪バスのようにあわせる事業者もいるのでなんともいえないところです。
余談
皆さんがファミマファミマっていうから作ってみたら意外にファミマでした。本当にありがとうございました。
関連リンク
参考文献
「路線バスのデザインを41年ぶりに刷新します。」大阪シティバス株式会社
https://citybus-osaka.co.jp/news/7055