大阪市交通局時代にあった谷町検車場についての解説ページです。
関連記事、所属車両編成などもこちらからご覧頂けます。
概要
所在地 | 大阪市東区谷町4丁目4 |
---|---|
担当路線 | 谷町線 |
最寄駅 | 谷町四丁目駅 |
開設日 | 1967年(昭和42年)3月 |
閉鎖日 | 1968年(昭和43年) |
敷地面積 | – |
検査内容 | 毎日検査、月検査 |
最大収容両数 | 6両 |
備考 | 森之宮検車場へ移転 |
当時はまだ谷町四丁目~東梅田間のみだった、谷町線用の仮設検車場として1967年(昭和42年)に開設されました。
7000-8000形はこの場所に作られた開口部より、クレーンで吊り下げて搬入されました。大阪市交通局としては初の導入となったATC信号装置の性能試験などもここで行われています。
1967年9月には中央線の谷町四丁目~森ノ宮間開業により、一時的に中央線車両も担当。
その後、森之宮検車場完成により機能を移転することになり、僅か1年だけの検車場としての役割を終えたのでした。
沿革
・1967年(昭和42年)3月…谷町検車場を開設
・1967年(昭和42年)9月…開業した中央線車両の検査も担当
・1968年(昭和43年)1月…森之宮検車場が完成、移転
所属車両編成表
7000-8000形
30系のプロトタイプとなった電車。中央の貫通扉がやや広いのが特徴です。
現在は保存されている3062号車(元7001号車)を除いて全てが廃車となっています。
編成名 | 竣工日 | 製造 | 備考 |
---|---|---|---|
7001-8001 | 1967.2.20 | 近畿車輛 | 7001は3094→3062へ改番 保存車両 8001は3594→3562へ改番 |
7001
– 8001
|
|||
7002-8002 | 1967.2.20 | 近畿車輛 | 7002は3095へ改番 8002は3595へ改番 |
7002
– 8002
|
|||
7003-8003 | 1967.2.20 | 近畿車輛 | 7003は3096へ改番 8003は3596へ改番 |
7003
– 8003
|
|||
7004-8004 | 1967.2.20 | 近畿車輛 | 7004は3097へ改番 8004は3597へ改番 |
7004
– 8004
|
|||
7005-8005 | 1967.2.20 | ナニワ工機 | 7005は3005へ改番 8005は3505へ改番 |
7005
– 8005
|
|||
7006-8006 | 1967.2.20 | 東急車輛 | 7006は3006へ改番 8006は3506へ改番 |
7006
– 8006
|
|||
7007-8007 | 1967.8.7 | 近畿車輛 | 7007は3007へ改番 8007は3507へ改番 |
7007
– 8007
|
|||
7008-8008 | 1967.8.7 | ナニワ工機 | 7008は3098へ改番 8008は3598へ改番 |
7008
– 8008
|
|||
7009-8009 | 1967.8.7 | 東急車輛 | 7009は3099へ改番 →後に3066へ再改番 8009は3599へ改番 →後に3566へ再改番 |
7009
– 8009
|