大阪市バス時代には最も売上が高かった、34号系統(大阪駅前~守口車庫前)。
7月下旬頃から、この34号系統における2つのバス停が新しくなっているのをご存知でしょうか。
実は先日発表された改訂版の中期経営計画にて既にアナウンスされていたものの、(バスということもあって)なかなか行けずじまいだったのですが、今回改めて現地を見てきました。
デジタルなバス停に
今回変わったのがこちらのバス停。一般的なバス停と異なり、青色系統の塗装となっています。
一見、これまでのバス停と同じに見えますが……
拡大してみると、これ全部がデジタルサイネージになってるんです!!
細かいドットがおわかりになりますでしょうか…? 順に見ていきましょう。
本庄西二丁目(大阪駅前行き)
本庄西二丁目は幅広タイプのバス停です。下をよく見ててくださいね…
広告部分が「オンデマンドバス」の案内に!
そしてまた違う表示へと切り替わりました。
行先表示部分もデジタルサイネージ化。日本語常時表記の他、英・中・韓でも交互表記されています。
試験期間ということもあるのか、これまで紙表示だった路線図がそのまま掲載されているワイルドっぷり。
バス接近表示や時刻表まで、全てデジタル表示になっています!
ちなみに、これまでのバス停はこんな感じでした。
地下鉄中津(守口車庫前行き)
続いて地下鉄中津にやってきました。こちらも青色系統のバス停へ切り替わっていますね
本庄西二丁目と同じく、こちらも全てデジタル表示になっています!
こちらは大阪シティバス標準サイズのバス停ですが、側面に関しては何も表示されていませんでした。
接近表示がイマイチ…
ちなみに、何故かバス接近表示については1つズレた表記になっていました。
この写真では「1つ前」と「2つ前」の間にバスがいることになってますが、実際のバスはまもなく地下鉄中津へ到着しようというところでした。
これも目の前にバスが既に到着してこれから出発しよう…というところですが、遅れて「まもなく到着」の表示が出ていました。
仮にコレを次のバス停に設置したなら正確な情報になるので、憶測ですがバス停の位置設定をミスってる感じがしますね…
期待大の新型デジタルサイネージバス停。今後は300箇所へこのバス停の設置が進む予定です。
民営化以来、長らくバスロケーションシステムを搭載したバス停の更新がなかっただけに随分不便になった印象でしたが、このタイプでバスロケが復活するのであれば嬉しいですね。
各所への波及に期待がかかります!
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