【7代目】新型「乗越精算機」が登場!スマホでのチャージにも対応

【7代目】新型「乗越精算機」が登場!スマホでのチャージにも対応

2023年10月10日頃から、御堂筋線梅田駅・谷町線東梅田駅、天満橋駅にて新型の乗り越し精算機が登場しています!

 

目立つ黄色

新型の乗り越し精算機は、黄色の目立つデザインで遠目でもよくわかります。

これまでのものも液晶パネルでしたが、より感度・解像度の高いものへと進化している他、ボタンが完全になくなり横幅が広がりました。

ちょうど横には現行のもの(日本信号製 FC1358B)もあったので比較しやすく2つを並べて撮影。

液晶の幅が広くなったのがおわかりになりますでしょうか…?

新型の乗り越し精算機は、前モデルと同じく日本信号製です。

 

スマホにも対応

今モデルからは、スマホ内にあるICカードのチャージにも対応したのが大きな変更点ですね。

これまでは地味にこれが出来ず、コンビニでのチャージを案内される場面もありました。

チャージすると「IC」の部分が光るようになっています。

 

乗り越し精算機の歴史

大阪メトロ・大阪市交通局の乗り越し精算機の歴史を紐解くと、以下のようになります。

・1974年…初代の乗り越し精算機が新大阪に登場
・1978年度~…印刷方法を感熱式とした2代目精算機が登場
・1982年度~…500円玉が使えるようになった3代目が登場

そして1989年、タウンカード導入にあわせて、このぼてっとした自立式の4代目乗り越し精算機が登場しました。

2006年2月頃まで使用された後、順次次世代機に入れ替えられていきました。

続いて登場したのが、ややコンパクトになった5代目(左側)。

日本信号製「FC1261L」で、紫色の筐体でした。ちょうどICカードに対応し始めた頃の登場で、1996年頃に登場しました。

4代目と並行利用されましたが、徐々に切り替えられていきました。

そして、現行の6代目精算機となる緑色の日本信号製「FC1358B」が登場。

記憶が定かではないのですが、確か2013年頃から登場していたもののような…??

 

関連リンク

大阪の地下鉄、ちょっと懐かしの機器達を振り返る

【コラム】消えた大阪市営地下鉄の機器設備たち

参考文献

大阪市交通局「大阪市地下鉄建設70年のあゆみ」




書いた本



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