Osaka Metroは、中央線へホームドアを設置することを以前から発表していますが、その第1弾となる駅が森ノ宮駅にへ決定したようです！
設置は2024年1月から、稼働開始は3月上旬からを予定しています。
最後の設置ゼロ路線
現在大阪メトロ内では各路線にホームドアが順次設置されていますが、中央線は唯一全駅でホームドアの設置がなされていませんでした。
今回の森ノ宮駅への設置で、大阪メトロの各路線へ少なくとも1駅はホームドアが付くことになります。
谷町線は東梅田駅のみ、四つ橋線は数駅でホームドアが稼働しています。
中央線では、2024年度中の全駅ホームドア設置に向けて、車両の更新とTASCの設置が進んでいます。
旧型車両である20系は今年度で廃止されることが発表されていますが、このスケジュールだとホームドアとの共演は見られないか、見られてもほんの僅かの間のみとなりそうですね。
TASCは、2022年9月から中央線の各駅へ設置開始。
既に全駅へ設置が完了しており、30000A系でTASCを用いた停止試験が実施されています。
TASCとは？
定点停止支援装置(Train Automatic Stop-position Controller)のこと。列車を停止させることをコンピューター制御による自動制御で行う。通常はある程度の誤差で止めれば良いが、ホームドアを設置している場合はかなりの誤差の縮小が求められるので、運転士の負担にならないように導入される。
Osaka Metroでは今里筋線が開業当初から設置され、御堂筋線が後追いで採用しています。
森ノ宮駅での撮影はまもなく出来なくなります。撮りたい車両がいたらお早めに…
関連リンク
【大阪メトロ】2023年度の事業計画を発表。なんば駅に大型LEDビジョン・EVバス93両導入・中央線ホームドア設置開始など
参考文献
Osaka Metro「Osaka Metro 四つ橋線及び中央線全駅に可動式ホーム柵を設置します（2023年12月15日更新）」
