大阪府は、令和5年度(2023年度)予算の「万博を契機としたバス事業者の脱炭素化促進事業」について、各バス事業者への補助金助成配分を発表しました。
内訳として、大阪シティバスへはEVバス24台、関電L&A(京阪バス)に5台、近鉄バスに6台、阪急バスに4台がそれぞれ割り当てられるようです。
内訳
大阪府・大阪市が出資する合計金額は6億4651万円。
これには先述したバス代の他、充電設備も含まれます。
事業者 |
営業所、所在地 |
導入台数 |
---|---|---|
大阪市高速電気軌道株式会社 〔大阪シティバス株式会社〕 |
大阪市 | EVバス24台 充電設備13基 |
株式会社関電L&A 〔京阪バス株式会社〕 |
門真市 | EVバス5台 充電設備2基 |
近鉄バス株式会社 | 摂津市 八尾市 松原市 |
EVバス6台 充電設備3基 |
阪急バス株式会社 | 茨木市 | EVバス4台 充電設備2基 |
大阪シティバスでは2023年からEVバスの導入を始めていて、現代10台以上が既に運行を行っています。
EVバスは、主に56・59号系統など酉島車庫をベースとした路線で運行している他、咲洲(コスモスクエア)・舞洲から、2025年万博会場へのシャトルバスとしても運行されており、今回はそれらに続いた導入になります。
ちなみに、助成対象はEVの他にも燃料電池がありますが、今回の補助金では燃料電池バスに助成されるという記述は見当たらず、全車がEVバスとなるようです。