2017年5月より3年がかりで行われた中津駅のリニューアル工事が、2020年3月に完成しました!
民営化後第一号となる「大阪メトロのリニューアル駅」となった中津駅のビフォーアフターを見ていきましょう。
各部のビフォーアフター
3年の月日を経て大幅にブラッシュアップされた、中津駅の各部様子です。
まずは1番線南側ホーム。「お化け屋敷みたい」と称される程の暗い駅でしたが、「光のゲート」が中津駅を明るく綺麗な駅へと見違えさせました。
改札へ上がる階段部分。元々ここは平成時代にテコ入れが図られてそれほど暗くはないのですが、今回のブラッシュアップで、まるでデザイナーズマンションのような仕上がりへと変貌しています。
上記階段の下部分、1番線ホーム。
天井部分が剥がれてるにも関わらず約50年間もの間放置されてみっともない姿でしたが、美しくフルリノベーションされました!
反対側の2番線ホーム。こちらも同様に美しくリノベーションされましたね。
南側改札階段。本来案内看板があるべき場所にあった広告が路線案内看板と取り替えられ、また全体的にごちゃごちゃと後貼りしていた野良サインもなくなって非常にスタイリッシュになりました!
ここからは、一枚一枚別の写真で見ていきます。
撮影:新御堂筋様
リニューアル工事前の中津駅。壁面は汚れだらけ、地下水が垂れ流しの駅でした。
しまいには草(苔)まで生える始末……日の光も入らないのにこれはひどい…
そんな惨状だった中津も3年をかけて全てリフレッシュされ、「光のゲート」を主軸にした近未来的な駅となりました。これまでの公営では出来なかったデザインです。
改札部分。これまでは配管が丸見えで野暮ったい駅でしたが……
リニューアルで、光沢のある黒い天井になって非常にスマートな外見になりました!
南側改札口。こちらも同様に配管丸見えで野暮ったいデザインでしたが…
リニューアル工事で同じくスタイリッシュになりました
最終仕上げ
最後の施工となった中津駅の「Nakatsu Incubator Central」部分。
スタートアップ企業や大学・専門学校による新しい取り組みをプレゼンできる場所としてオープンしています。今後どのような使われ方がするのでしょうか。
前回養生されていた駅のベンチですが、供用が始まっていました。
ただ、この着座を推奨されない部分の注意書きについてはそのまま残されました。何故ポップ体を使うのだ……
以前も指摘していましたが、ここには何かしら正規のサインが必要ですね。
中津駅の3・4・5番出口へは、それぞれ新たに竣工した高級タワーマンション「BRANZ タワー梅田North」「ザ・セントラルマークタワー」「ザ・ファインタワー梅田豊崎」と直結するようになり、中津が持つ本来のポテンシャルをようやく発揮出来るようになりました。
まとめ
ということで!3年にわたってお伝えしてきた中津駅のリニューアル工事記事、いかがでしたでしょうか。
過去の記事は下にまとめてありますので、お時間がございましたら是非見ていってくださいね。
工事に携わられた関係者様、本当にお疲れ様でした。