大阪の象徴でもある御堂筋は、2022年10月4日から歩道の拡幅工事を実施しています。
2037年に100周年を迎える御堂筋は、段階的に側道を歩道へ転換する工事を進めており、現在既に難波周辺の工事が完了しました。
現在は心斎橋周辺の工事がスタートしているのですが、この影響で御堂筋に設置されている大阪シティバスの2つのバス停も移設されています。
本線上へ
移設されたのは、8号系統や85号系統が停車するの心斎橋筋一丁目バス停、道頓堀橋バス停です。
新バス停は工事開始日と同じく、10月4日から本線上に設けられたへこみの部分へ新しく設置されています。
また、あわせて大阪バスのバス停も移転。こちらは以前あったものをそのまま移設する形となりました。
こちらが以前のバス停。バスロケーションシステムがありそうな雰囲気ですが、実際は通常の標柱式となっていました。
雨よけもないので、かなり老朽化していますね…。
ちなみに、御堂筋側道の細い道にある心斎橋筋一丁目バス停、道頓堀橋バス停を経由する関係で、ここへ乗り入れる系統は中型車と呼ばれる少しこぶりな車体が使用されていました。
今回本線上に移設されたことでその制約がなくなりましたが、バスの運用面でも何かしらの影響が出てくるのでしょうか。
進む御堂筋の工事
冒頭でも書いたように、現在心斎橋界隈(新橋交差点より南側)の御堂筋側道を閉鎖し、歩道化する工事がスタートしています。
実際に歩いてみると、これがなかなかに快適。
横断する際に車線が減ったことでせかせかしなくて良くなったといいますか、ゆったりと動くことが可能になり心理的なハードルが下がったように思います。
歩道部分にはベンチも取付られており、また若干道床のかさ増しが行われていました。
また、一時的な上下車用スペースも設置されていました。
関連リンク
参考文献
City bus lovres「心斎橋筋一丁目・道頓堀橋の両停留所が移設」
大阪市「御堂筋における側道歩行者空間化に向けた側道閉鎖について」
今週の鉄道イベント情報(Tetsudo.comより)
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