千日前線南巽駅から10分ほど西へ入った場所に、大黒天物産の「ラ・ムー 生野店」が2022年12月1日の朝9時に新オープンする模様です。
当初予定では11月29日だったようですが、2日ほど延期となっています。
大阪市内のラ・ムーとしては、此花・北津守に次ぐ3店舗となります。
たまたま近くに寄る用事があったので、ついでに現地を見てきました。
学校の跡地
ラ・ムーは、大黒天物産が運営する大型の24時間ディスカウントストア。安い価格帯がメインの激安スーパーにカテゴライズされるお店です。
24時間営業の激安スーパーといえばスーパー玉出が有名ですが、現在は閉店店舗が増加するなどやや勢いに陰りが見られ、今回のラ・ムーやサンディ(大阪市淀川区)が台頭してきています。
この場所は元々東大阪朝鮮中級学校があった場所で、2018年に土地と建物が売却されて閉校していました。
朝鮮学校は、日本の学校教育法を受けずに北朝鮮を支持する団体が運営している学校です。
このことから、補助金も受けられず財政難に陥った結果の閉校・売却になったものと産経新聞が報じています。
一応大阪市内ではありますが、周辺は小さな工場や民家が並ぶ場所で意外に不便な地域。
この場所も昭和30年(1955年)までは「巽町」という名称で、大阪市ではありませんでした(大阪府中河内郡)
昭和55年に千日前線が南巽駅まで延伸しましたが、俄然交通不便な地域なので車必須な場所…ですが、元々学校の敷地だったことも合って広大な駐車場スペースを確保しています。
駐車場は店内利用で90分無料、それ以外は30分ごとに1,000円とかなり高額な設定になっています。
店舗の場所
場所は千日前線南巽駅から北西に10-15分ほどです。
住所:大阪市生野区巽西3丁目16-28
関連リンク
参考文献
大黒天物産株式会社「ラ・ムー生野店」
Sankei Biz「東大阪朝鮮中級学校が廃校へ 財政難が要因か」