ビジュが良すぎて優勝なんですが……
先日からお伝えしている、阪神高速喜連瓜破橋梁の架替工事。作業がいよいよ佳境に入っており、高速道路が全部取っ払われて断面が姿を見せています!
また、谷町線と同世代である1980年の設置以来、約43年ぶりにこの地から空が見えています!!
前回取材から5ヶ月が経ちましたが、久しぶりに様子を見てきました。
定点観測から
いつものアングルから見てみると、すっかり構造物がなくなり奈良の山が見えています!
こちらが工事着手時の様子。この時と比べて、「買取センター」や「カラオケ」の文字がくっきり見えているのがおわかりになりますでしょうか
断面が最高
高速道路がなくなり、交差点から約40年ぶりに空が見えるようになりました。
高速道路が出来る前の喜連瓜破民は、こんな風景が見えてたのですねぇ…
高速道路がすっぱりと切り取られ、普段は見ることのない断面が顔を覗かせています。
な、なんだろう…この無性にワクワクする感じは……
橋の継ぎ目?らしき部分だけちょこんと残されています。
撤去用のレールがまだ残されているところを見ると、このちょこんとした部分も撤去されるんでしょうか…
道路南側はがっつりとした養生で断面が見えなくなっています。
現場近くには高速道路工事の情報館という広報・周知目的の建物が建てられていました…が、この日はおやすみでした。残念…。(後述)
工事期間は2025年6月9日まで。 工期はまだ2年近くありますが、既にここまで進んでいるのはちょっと予想外でした。
夜も映える
夜間も工事行っている関係で、構造物にライトアップが行われています。か、かっけぇ…
ビジュが優勝なんだが???(2回目)
大阪メトロの「シンコービル」について
ところで、先程からやたら目立つ「本買取センター」の看板を持つビル。
実はここ、Osaka Metroグループ会社の大阪メトロサービスが所有する「シンコービル」という物件です。
高速道路が取っ払われ対面から撮影できるようになったこともあり、ひたすらシャッター押しまくります…。
シンコービルには全く大阪メトロ関係のテナントはなく、ブックオフや免許更新会場が入居していました。
元々ここは、谷町線を通す際にこの地を通過する為、当時の大阪市が買収した土地です。
本来大阪の地下鉄は道路の下に作られるのが原則ですが、カーブの関係上どうしてもここだけは民有地を通さざるを得なかったようですね、
買収した土地をそのまま遊ばせておくのも…ということなのか、昭和61年3月31日付で当時の外郭団体であった「財団法人大阪市交通事業振興公社」によってこのビルが建設されました。
振興公社だから「シンコービル」なんでしょうか…
【追記】工事の情報館について
新御堂筋様より情報館の写真を頂戴したので掲載しておきます。
情報館の中には、喜連瓜破橋梁の模型が展示されているようです。 撮影:新御堂筋様
開館時間は毎週水曜の14~17時。め、めちゃくちゃ短い…… 撮影:新御堂筋様
情報館内には大きな映像(YouTube?)が流されているようです。 撮影:新御堂筋様
また、施設建物にはバルコニーが設置されており、喜連瓜破IC付近の風景を眺めることが出来ます。 撮影:新御堂筋様
情報感では各種ノベルティの配布も行っているようでした。 撮影:新御堂筋様
この工事、何故かグッドデザイン賞を受賞しており、現地に大きく掲げられているようです。 撮影:新御堂筋様
関連リンク
参考文献
不動産登記簿各種