大阪駅を降りて阪神百貨店・東梅田駅の方向に歩くと、巨大なビルの中にちんまりと立つ古い建物があるのを皆さんも一度はご覧になったことがあるかと思います。
この建物は大阪府警の「曽根崎警察署」なのですが、この建物が地上13階建てのビルへ建て替えられることが公告されました。
工期は2030年12月末まで、供用開始は2031年4月を予定しています。
地下入口は閉鎖へ
現在の曽根崎警察署は昭和48年に建設された、地上11階建てSRC造のビルです。
当時としては決して小さいビルではないのですが、2010年頃から活発になった梅田の再開発で周辺ビルが大きくなったこともあり、相対的にこじんまりとした建物となりました、
昭和48年築ということは、竣工後50年が経過していることになります。結構ボロい建物なのですね…
新ビルは、地上13階建て・地下2階建ての構造となります。
尚、現在の曽根崎警察の地下フロアからは、地下街「ホワイティうめだ」へ直結していますが、建て替え後はこの連絡口を封鎖し、独立した建物にするようです。
公募型プロポーザルの応募締め切りは2024年3月18日まで、工事の想定費は141億円、選定結果の公表は4月3日を予定しています。
関連リンク
参考文献
大阪府 公共建築室 計画課「大阪府曾根崎警察署改築工事基本設計業務公募型プロポーザルの概要」