パナソニックコネクト、および高見沢サイバネティックスは、ウォークスルー型の顔認証改札機を2024年度末までにOsaka Metro全駅に導入すると発表しました!
Osaka Metroとしては元々全駅へ設置することは公表済みでしたが、今回メーカーが本決定した形になります。
顔認証技術をパナソニックコネクトが、筐体のデザインや製造を高見沢サイバネティックスが担当します。
改札機の機能としては、改札通過時に、顔照合によって利用者及び乗車券情報の特定を行い、上位サーバ
に乗車券と処理機器の情報を伝送することにより、利用者が所有する通行権利を判定・応答します。
また、デザインでは、入場側・出場側のデザインを非対称とすることにより、利用者を「迎え入れる」、
「送り出す」というおもてなしをイメージした演出を施していることに加え、顔認証の精度を上げるため照明の付いたアーチを設けるとともに、扉部分には透明なクリスタル調の素材を用い、通路案内を行うイルミネーションを採用するなど、機能だけでなくデザインも近未来を意識した作りとなります。出典:高見沢サイバネティックス、パナソニックコネクト 1)
株価は最高値を記録
Osaka Metroの顔認証改札機は、2019年からテストを開始。
当初は日本信号・東芝インフラシステムズなど複数のメーカーが試験を行っていましたが、2022年に長居駅へ試験設置されたものは高見沢サイバネティックス製が採用されていました。
尚、11時に発表されたこのリリースを受け、高見沢サイバネティックス(6424)の株価はストップ高の1,338円となっています。
この額は2022年度としては最高値、過去を見返しても2019年以来の数字となります。
市場の反応を見るに、将来的に期待がかかる一件となりそうですね。
関連リンク
参考文献
- 高見沢サイバネティックス、パナソニック コネクト「ウォークスルー型の顔認証改札機が Osaka Metro に採用決定
顔認証による手ぶらでストレスフリーな改札を実現」