東梅田のお初天神近くに開業したアパホテル最上階に、大阪メトロ初の直営レストラン事業となる「Orchid time(オーキッドタイム) by 大阪メトロ」が出店、2023年2月1日から営業を開始しています。
開業したてということもあるのですが、公式サイトを見てもレストランのメニューや宿泊者外の利用可否など情報があまりに少ない…
「大阪メトロファンサイトとして、これは情報を提供せねば…!」と謎の使命感から、今回実地へ行ってきました!
ちなみに、朝昼のビュッフェスタイルは宿泊者限定…ということで、大阪在住なのにわざわざ大阪梅田のアパホテルへ実際に宿泊してきました(小声)
レストラン概要
レストランのロゴはこんな感じ。
ドットで大阪府を表現し、その真ん中にある9つの色が大阪市に当たる部分でしょうか。
色があるところは大阪メトロの9つの路線(御堂筋線、谷町線、四つ橋線…)で、「大阪市内にある大阪メトロ」を表現しているようです。
開店時間・価格
レストランは朝~昼のビュッフェスタイルと、夜のディナースタイルとで分かれています。
【朝昼のブランチビュッフェスタイル】
営業時間:6時30分~13時(最終入場は12時45分まで)
価格:前売り2,500円、当日2,700円
一般利用:可能
【夜のディナースタイル】
営業時間:17時30分~21時30分(最終入場は21時まで)、バータイムは23時(最終入場は22時まで)
価格:事前予約制のコース料理は3,500円。この他、予約不要のアラカルト(単品)メニューもあり
一般利用:一部可能
当初はディナースタイル時のみ宿泊者以外でも利用が可能でしたが、2023年5月現在どちらも外部客の利用が可能なようです。
この情報についてはどこにも記載がなく、ホテルフロントのアパホテル関係者も知らなかったようで困りました…。
情報共有が出来ておらず、周知不足感が否めないですね。
Orchid time by Osaka Metro(オーキッド タイム バイ オオサカ メトロ)
予約電話:06-6360-6258
※受付時間(9時~18時)
場所
場所は東梅田駅から南東へ10分ほど歩いた場所にあります。新御堂筋の真ん前なので、車の方が便利かもしれません。
早速現地へ
新しく出来た大阪メトロのレストランは、「アパホテルリゾート 大阪梅田駅タワー」の最上階にあります。
あの有名社長である元谷芙美子さんもセレモニーに駆けつけるなど、アパホテルとしても重要な物件のようです。
それにしてもホテル外観では一切「大阪メトロ」の文字がなく、ちょっと不安になってきました…
ホテルの中はフラッグシップ系アパホテルの内装です。横浜のアパホテルと似ていました。
34階へ
レストランは34階…ということでエレベーターへ。
エレベーター内にて、ようやく「Osaka Metro」の文字を発見!ちょっと安心です(笑)
34階に到着。内装は金と黒のゴージャスな化粧板でまとめられています。
エレベーターを降りて側面に目をやると…
奥まったところにひっそり看板が建てられていました。ちょっとわかりにくいですね…
店内インテリア
店内は大人の雰囲気。後述しますが、外にはプールも見えます。
こちらが店内の象徴となるライトインテリア。間接照明が超いい感じですね!
このライト、実は1時間毎に色が変わるんです!最初は青だったこのライトが…
オレンジ系の色に変化しました!!
このライト、中の方曰く最初は大阪メトロの路線カラーにしたかったらしいですが、なかなか9つの色を表現するのは難しかったとのこと。ちょっと残念ですねぇ…
店内インテリアをぼけーっと眺めていると……
…ん?
あ、あれは…Osaka Metroクリエイトが作っている、電車の吊り革を使ったかばん「RAU-RAU-G HAITETSU」じゃないですか!!
あるのは知っていましたが、実物は初めて見ました。こういうところでもPRしてるんですねぇ
オーキッドタイムのロゴ。
デザインは好きなんですが…なんというか、もう少し映えた様式に出来なかったんでしょうか…撮影しづらい…
店内からはバルコニー越しでの夜景鑑賞となります。
綺麗は綺麗なんですが「展望レストラン」を謳っている割に、ちょっと話を盛ってるというか誇大広告気味な感じ。眼前に夜景が広がっているというわけではない点には注意。
夜の部(ディナータイム)
谷町線と御堂筋線をイメージしたドリンクで乾杯。
冒頭で書いた通り夜はコースメニューのみ予約制で、アラカルトメニューについては普通に出してくれます。
写真は「サラミ&生ハム(\1,200)」。御堂筋線21系の床をイメージしたメニュー…だったら面白かったんですが、特にそういうことではなかったようです。
【ディナーメニュー一覧】
LIGHT DISH
・「燃えるさきいか」 ¥1,200
・ミックスナッツ ¥700
・ミックスチョコレート ¥800
・サラミ&生ハム ¥1,200
・ミックスドライフルーツ ¥600
・さきいか ¥800
・粗挽きソーセージとピリ辛チョリソー ¥1,000
・5種野菜のキッシュ ¥1,000
・ガーリックバターポテト ¥900
・大阪名物 大粒!たこ焼き(6個) ¥900
FOOD
・トリュフ香る厚切りローストビーフ ¥1,800
・本日のパスタ ¥1,400
・アパカレー 豚角煮のせ ¥1,600
SALAD
・オーキッドカスタムサラダ ¥1,200
DESSERT
・いちごとブルーベリーのケーキ ¥900
大人の雰囲気ですね~
朝・昼の部(ブランチビュッフェ)
うってかわり時間は朝6時半。モーニングのビュッフェタイムの始まりです!
誰もいない店内を撮影する為、朝6時に起きて一番で乗り込みます!なのでこの日はほとんど寝れず…
大人の雰囲気だったレストランも、朝になるとどこか健康的な雰囲気に早変わり。
ビュッフェのメインテーブルはこんな感じ。
昨晩は様々な色に変化していたライトインテリアですが、朝は白に固定されています。
従業員の方は、直接大阪メトロ(大阪市高速電気軌道株式会社)に雇われているそうです。
ディナーもブランチも、どちらもホスピタリティ抜群で、素晴らしい接客対応でした。
朝のメニュー
それでは順番に、朝のメニューを見ていきましょう~
定番・ご飯どころ
まずは大阪産を使った「うどん」。
だしはちょっと濃いめで、旅で大阪にやって来る東日本の人にあわせた味といった感じでした
続いてその横にあったのが「肉吸い」です
近年大阪名物として注目されているこのメニューは、いわば「肉うどん肉抜き」な食べ物です。
ご飯のおともとして、のり・しらす・柴漬けや…
たくあん・胡瓜の漬物・梅干し・赤しそのふりかけ?といった定番どころもしっかり用意されています。
また、朝ビュッフェには欠かせない納豆とご飯。(アパ)カレーも完備。
定番のミックスジュースの他、リンゴ酢といった変わり種ドリンクも用意されていました。
【ドリンクメニュー】
オレンジジュース(ミニッツメイド)
牛乳
ウーロン茶
水
コーヒー
エスプレッソ
アメリカーノ
カフェモカ
カプチーノ
カフェラテ
ココア
抹茶ミルク
アイスコーヒー
アイスラテ
アイスココア
アイス抹茶ミルク
アイスカフェモカ
ミックスジュース
リンゴ酢
売りのオリジナルサラダ
オーキッドタイム一番の売りは、なんといってもこのOrchid timeオリジナルサラダ(サラダビュッフェ)です!!
6つあるドレッシングと、15種類あるトッピングからチョイスして…
手際よく店員さんがぱぱーっと作っていきます。
メインディッシュ
続いてメインディッシュ。
昨晩のデイナーメニューでもあった大型たこ焼きと焼魚(鮭と鯖)が並んでいます。
マカロニとベーコンのサラダにウィンナーも用意。
私のオススメは左上にある「焼きそば」です。この焼きそば、パラパラして味付けも薄くなく、とても良い感じでした
新鮮なフルーツにジャム類なども揃えられていました
和食派な私はごはん・肉吸い・味噌汁・納豆・オレンジジュースとシンプルに。
洋食派な同伴者は、かわいらしくプレートに盛り付けていました。
こういう時、センスの差が出ますね…
味噌汁はインスタントっぽいマシンでちょっと現実味があるというか、牛丼屋さんっぽい。
味付けは濃すぎず程よい感じでした
大阪らしく串カツも用意。
ソースをかけて頂くスタイルでした。
ホテルのレビュー
最後に、ホテルのレビューも簡単にご紹介。
今回宿泊したアパホテル大阪梅田は、新御堂筋の目の前に建てられています。
朝ラッシュ時には、渋滞で動かない車を優雅に眺めることが出来ます(笑)
最近のアパホテルは全部こうらしいのですが、エアコンの設定が自由に効かないのが一番困りました…。
というのも空調を中央で一括管理しているらしく、暑いなと感じるときでも冷房が効かないのがネックかな…。
温度というのは個人によって体感差があるのに、これはちょっと不便が過ぎます。今回のアパホテルで一番のバッドポイントでした。
オーキッドタイムの外には簡単なプールも完備。梅田を見ながらプールへ入れるのは割と嬉しいかも。
夜になるとまた綺麗なんですこれが!
プールサイドからは大阪シティバスやJR大阪駅も見ることが出来ました
こちらも夜景になるとグンと綺麗に。北西方向のビューポイントでは阪神百貨店と大阪駅が見えます。
西方向。左の白いビルは大阪駅前第3ビルです。
南西方向。中之島のコンラッド大阪が見えます
まとめ
ということで、大阪メトロ初の直営レストラン「Orchid time by Osaka Metro」をずらーーーーっとご紹介した今回のレビュー記事はいかがでしたでしょうか。
ネットにあまり情報がないのであれこれ詰め込んでお伝えしましたが、欲しい情報がこのページで見つけられたなら幸いです。