今から50年前の1970年(昭和45年)2月24日。この日は、北大阪急行江坂~万国博中央口間が開業した日です。
今日で50周年!おめでとうございます!!
阪急と大阪財界で設立された「北大阪急行」
大阪万博は、阪急が54%と、大阪府・大阪ガス・関西電力などが残りを保有する北大阪急行電鉄を設立して運行が開始されました。
万博輸送に関しては大阪市営地下鉄1号線(御堂筋線)を延伸する計画もありましたが、大阪市側は市外(江坂以北)への延伸に大阪「市営」地下鉄であることから消極的でした。同じくこのエリアを管轄する阪急もどちらかというと消極的。
一方、なんとしてでも万博輸送を実現したい大阪府と財団法人日本万国博覧会協会は、当時の運輸大臣に調停を依頼します。
その結果、改めて大阪市と阪急から予算プランが提示され、安価に建設できるとされた阪急側のプランで建設が決定した経緯があります。
この結果、当初計画にあった江坂までは大阪市営地下鉄が、そこから万博会場までは阪急が鉄道運行を行うことになりました。
ちなみに、開業当時の路線は、江坂・桃山台・千里中央(現在位置とは異なります)・万国博中央口の4駅でした。
2025万博は…!
1970EXPO…大阪万博から半世紀。現在、大阪は2025年の万博開催に向け、大阪府・市、関西財界、および政府ぐるみで招致活動を行い、無事に決定しました!
新たに招致される夢洲へは、現在Osaka Metroの中央線がコスモスクエアからの延伸を2024年に計画しています。
この記事の著作者、撮影者
Photo:Series207,Writer :Series207 2018/1/20