広島電鉄900形(元大阪市電2601形)が韓国・ソウルの鉄道公園へ譲渡される

広島電鉄に在籍する900形906号車は、大阪市電全廃後に広島電鉄に譲渡され、長きにわたって広島の地で活躍してきた車両です。1955年に落成したこの車両、大阪市電時代は2601形を名乗っていました。

この度当該車両が、広島電鉄から韓国ソウル特別市にある蘆原区(ノウォンく)へと無償譲渡されることとなりました。

 

120億ウォン(約11億8500万円)を投じて鉄道公園を造成する計画だ。

今回譲り受ける路面電車は、今年5月にチェコで購入した路面電車と共に、地下鉄6号線の花郎台駅と鉄道公園の間の700メートルの区間で来年上半期から運行される予定。区は当初この路面電車を購入しようとしたが、広島鉄道側が公園造成の趣旨に共感し、無償で譲渡することを決めた。

出典:http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/09/20/0200000000AJP20170920004500882.HTML

 

2601形は、「PCCカーの傑作」と呼ばれた革新的路面電車である3001形の前面デザインを色濃く受け継ぎながらも、性能は従来の路面電車と同じ保守的なものだったことから汎用性があり、広島電鉄でも「単車」として長く運行されてきました。

譲渡したのは広島電鉄で大阪市としてはあくまで間接的な関係ですが、こうして大阪の電車が海外に行くのは嬉しいですね。政治的な利用がされないように願うばかりです。

 

関連リンク

【コラム】昔の大阪市電は24時間運転だった…「日本人は究極の夜型」だった?

 

この記事の作者

 記事作成:Series207

大阪市営地下鉄ファンサイト「Osaka-Subway.com」運営主宰。
その他、クレジットカードファンサイト「鉄道ファンのクレジットカードのりば」なども運営中。

 

日常や当サイトで取り上げないような他の大阪市営地下鉄の話題ならこちら

tetsudocom_logo

文章中の写真の著作権は著作者に帰属します。無断転載は固くお断りします。