2019年1月よりスタートした新大阪駅のグランドリニューアル工事。1年をかけて2020年4月に完成しました。
中津に続き、民営化後2号となった大阪メトロの駅リニューアル。大阪の玄関口ともいえる新大阪のリフレッシュは、大阪府外の方への新しい大阪メトロのアピールにもなりますね。
それでは、じっくりと見ていきましょう。
各部のビフォーアフター
地下駅であった中津が3年かかったのに対し、地上駅である新大阪駅は比較的短い1年の工期で完成しています。いかに地下駅の改造が難しいかがわかりますね。
まずは2番線真ん中あたり。壁に照明がなく外光頼り(しかも高架下)で年中暗かったホームも、壁面にずらっと並んだ照明でぱーっと明るく!
同位置の反対側ホーム。こちらは照明でなく壁面が外され、外光が直で入るようになりました。非常に明るい!また、支柱も取り外されています。
ホーム南側(西中島南方寄)は透過性のあるテントを張った明るく広々としたホームへとチェンジ!
ホーム北側(東三国寄)。新しくトレインビュースポットが作られてホームを延長。外装もフルリノベーションされて美しくなりました。
おそらく開業時(1965年頃)から手を入れられていないでしょうから、55年ぶりのリニューアルとなります。
完成イメージでは駅名案内も入れられ、その下部分は透明になっていました…が、透明にはならず。
3連エスカレーター部分。ガラッとイメージが変わりましたね~!
完成イメージ図…通りになったかな?
新しく出来たもの
待合室のトレインビュー
2月に新しく出来たトレインビュースポット。温かい暖色照明と木目のインテリアが良い雰囲気です。
屋根が広いホーム
新大阪駅南側は大規模な解体・リニューアル工事が行われ、日光が入る明るい駅へと変化しています!
3連エスカレーターとフラットな照明
先程もご紹介した3連エスカレーター部分。元々ここは階段でした。
バウムクーヘン状の木製ベンチ
トレインビュースポットだけでなく、新大阪駅のベンチは今回のリニューアルで全て木目ベンチへとリニューアルしています!ちょっと硬そう…
今後
ホームドア用の作図が行われています。ホームドアがない新大阪駅を見ることが出来るのもあと少しか…?
まとめ
ということで!1年にわたってお伝えしてきた中津駅のリニューアル工事記事、いかがでしたでしょうか。
過去の記事は下にまとめてありますので、お時間がございましたら是非見ていってくださいね。
工事に携わられた関係者様、本当にお疲れ様でした。
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