大阪市交通局の民営化まであと6日となりました。皆さん、マルコ集めは順調でしょうか?笑
このところの動きを見ていると、駅に掲示されているマルコはしばらくは残りそうで、どちらかというと車両側のマルコ撤去が進んでいるようです。
私自身、年度末ということもあるのか多忙になってきており、なかなか今の地下鉄の状況をゆっくり見れていませんが、TwitterやTetsudo.comなどのネットから皆さんの投稿を拝見させて頂いています。
地下鉄に乗れないのでせめて画像を…ということで、6つながりで、6号線である堺筋線をモデルとした記念画像をTwitterやインスタグラムへもアップしています。
さて民営化までの数日、時間が少ないながらも当サイトでも何か出来ないか…と考えた結果、大阪市営地下鉄としてのこれまでをサクッと振り返っていこうと考え、記事にしていこうと思います。
あと6日で85年を振り返りますから、おおよそ15年ごとにわけてご紹介していこうと思います。
2017年~2002年の大阪市営地下鉄
今里筋線開業
この頃の大きなイベントといえば2006年の今里筋線開業でしょうか。かつてトロリーバス(バスと書かれますが鉄道扱い)が通ったこの地に1970年の廃止以来36年ぶりに、鉄道が帰ってきたのです。
ラインカラーは大阪市の東側を通り、また日の出の太陽(=東側から上がる)をイメージさせるサンセットオレンジが採用されました。
OTSが大阪市交通局へ
2005年には別会社のOTSとして運行されていた中ふ頭~コスモスクエア~大阪港が大阪市交通局へと移管されると共に、運賃引き下げが行われました。
あわせて、元OTS系は24系へ編入された後、2006年3月には谷町線へと転属することとなったのです。
これまでは大阪港までの運賃とOTS管内の運賃230円を支払う必要があり、梅田からだと500円近くの運賃を強いられ思うように企業誘致も進まない状況だったのです。
運賃引き下げにより、ようやく南港地区の開発にスタートがかかった年でした。
車両の動き
また、この頃は中央線24系と谷町線20系の列車のトレードが頻繁に行われていたり、大阪市営地下鉄としては初めての緑木(御堂筋線・四つ橋線を管理するグループ)⇔森之宮(谷町線・中央線・千日前線を管理するグループ)間を、本町に新たに掘られたトンネルを通じて列車で直通するという歴史的なこともありました。
これまでも両グループ間の転属はあることはありましたが、原則的にトレーラー輸送のみで、千日前線の電車が四つ橋線を走る…なんてことが実現するなんて夢にも思わなかったのです。
久しぶりの新車、30000系登場
また、2008年には19年ぶりのサードレール区における新車となる30000系が登場しました。
新基軸のDS-300台車を使用した抜群の乗り心地、LCDディスプレイを初めて採用、前面デザインはベーシックかつスマートな、10系をベースとしたようなブラックフェイスデザインが採用されています。
いかがでしたでしょうか。開業まであと5日となる明日は、2001年~1985年頃をお伝えします。
Photo:Osaka-Subway.com
Writer : Osaka-Subway.com 2018/3/26