Osaka Metro(大阪メトロ)中央線の現在の終着駅であるコスモスクエアから1駅先に、新しく夢洲間が開業します。
1961年に第一期区間である大阪港~弁天町間を開業させたのを皮切りに路線延伸を進め、1997年に大阪港~コスモスクエア間が開業・全通し、現在の形を形成しています。
1961年 | 大阪港~弁天町間開業 |
1964年 | 弁天町~本町(仮) 間開業 |
1967年 | 谷町四丁目~森ノ宮間開業 |
1968年 | 森ノ宮~深江橋間開業 |
1969年 | 本町~谷町四丁目間開業 |
1985年 | 深江橋~長田間開業 |
1997年 | コスモスクエア~大阪港間開業 (当時はOTS線) |
2025年1月末 | 夢洲~コスモスクエア間開業予定 |
夢洲延伸計画
現在の大阪メトロにおいて、唯一確実な延伸計画が立てられているのがこのコスモスクエア~夢洲間です。
大阪万博を開催する2025年に間に合うよう、2024年度末までに建設することが発表されていました。
出典:株式会社大阪港トランスポートシステム,大阪市「北港テクノポート線建設事業に係る事後調査報告書(PDF)」3p,
この計画は、コスモスクエアから夢洲・舞洲を経由して新桜島に到達するというOTS時代の「北港テクノポート線」計画から始まります。
その一環で、既に時間のかかるトンネル部分(夢咲トンネル)は先行工事が完成していて、残るは電気設備工事や軌道工事、そして夢洲島内の駅施設工事のみとなっています。
コスモスクエア駅から夢洲駅までは3.2kmとやや長めの距離。
また夢洲島内には、10編成が留置できる車庫の計画も立ち上がっています(同時施工するかは不明)
新設部建設計画
延伸区間 | コスモスクエア~夢洲 |
駅数 | 1駅(コスモスクエアを除く) |
建設延長/営業延長 | 3.2km |
必要列車数 | 不明 |
計画最大編成数 | 8両 |
車庫計画 | 夢洲島内に新設 |
構造 | 全線地下式 |
車両規格 | 標準大阪地下鉄規格(既存の中央線と同様) |
新設部運転計画
・中央線 学研奈良登美ヶ丘・長田方面から乗り入れ
延伸地の夢洲の現在の様子
開業前の長閑な夢島の風景は、今しか見れない光景です。是非こちらもあわせて御覧ください。
他の延伸構想データベース