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大阪市営地下鉄にある「あの中途半端な」行先の意味

2017/02/24

大阪市営地下鉄に乗っていると、たまによくわからない行先に遭遇することがあるかと思います。

御堂筋線の終点はなかもずなのに、その一つ前までの「新金岡行き」などが見られ、「何で終点1個前で終わるんだ…?」などを考えられたことがある方も多いのではないでしょうか。

何故そんな中途半端な行先が出来るのか?大阪市営地下鉄マニアの私が、今日はその理由についてお話しましょう( 'ω')

新金岡行き

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冒頭でもお話した、終点の1駅前で終わってしまう新金岡行き。普通の人にとっては意味不明だと思います笑

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これは、新金岡~なかもず間に御堂筋線の車庫である「中百舌鳥検車場」があり、そこへラッシュ時にたくさん出庫してきた電車を入庫させる為に設定されています。

たくさんの列車が走るラッシュ時に、2つのホームしかない「なかもず駅」まで行って、そこから車庫へ回送しようとしても、一杯で入れないことがあります。

そういうときに、新金岡から直接、中百舌鳥車庫に突っ込めるようにしているのです。

勿論キャパがあれば、最後のなかもず駅まで行ってそこから折り返して中百舌鳥検車場に入庫する運用もあり、だいたい半分づつぐらいの割合のようです。

 

横堤行き

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終点まであと2駅のところで終わってしまう横堤行き。これもまた御堂筋線と同様に、横堤~鶴見緑地間にて車庫である鶴見検車場が位置しており、そこへ入庫させる為に設定されます。

但し、列車がたくさんくる御堂筋線と違って、長堀鶴見緑地線の通常運用では、門真南まで運行後に回送として折り返させて入庫させることで十分対応出来る余裕があるので、京セラドームでイベントが行われる際の臨時列車が設定される場合のみに運行されます。

 

文の里行き

文の里行き

元々は利用客が特に多いであろう谷町線の都市部である東梅田~天王寺間の輸送を想定して作られたもののようです。

特にデータイムでは、都市部分と郊外部分の利用率の差が顕著に現れてきます。そこで区間運転をすることで、車両や乗務員を効率的に出来るメリットがあることから設定されています。

輸送実態としては都島~天王寺間での折り返し運行が理想ですが、いざ計画してみると天王寺から南はシールドトンネルであること、次の阿倍野駅の南側は急カーブであったことで、折り返し線が作りにくかったことが背景にあるようです。

【追記】2017年3月より、文の里行きが激減することになりました(詳しくはこちら)

 

長田行き

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早朝・深夜に設定される長田行き。近鉄けいはんな線との調整や、森ノ宮車庫からの初発コスモスクエア行きの送り込みとしての兼ね合いとして設定されているようです。

また線路を長い事ほったらかしていると、線路は錆びが出来ることから、長田折り返しに使用する線路が錆びないよう、錆び取り列車としての意味合いもあるんだとか。

 

 

森ノ宮行き

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中央線の車庫は森ノ宮にあることから、車庫入庫の為に設定されます。

このあたりは先にご紹介した新金岡行き・横堤行きと同じ理由ですね。

 

喜連瓜破行き

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朝・夕ラッシュに設定されるこのなんとも微妙な行き先は、主に住宅が多く谷町線の中でも特に乗降客が多い駅である駒川中野・平野・喜連瓜破駅の3駅に向けての通勤列車としての性格のようです。この3駅はいずれも1日の乗降人員が1.5万人を超える中規模の駅となっています。

また、朝ラッシュ終わり際の喜連瓜破行きは、そのまま折り返さずに八尾車庫まで回送させる入庫運用としての兼ね合いもあるようです。

 

中津行き

よく通過される中津ですが、実際の乗車人員数を見てみましょう
YouTubeやニコニコ動画のMAD動画などでよく通過されるネタとして挙げられる御堂筋線中津駅。 「大阪の地下鉄のクソみたいな行き...

中津行きは別記事で取り上げているのでこちらへどうぞ。笑

 

そもそも中津折り返し線が建設された理由は、西中島南方以北に抜ける、大阪を代表する淀川対策であると思われます。

もし淀川が何らかの理由で氾濫して通れなくなった時、ここに折り返し線がないと「なんば駅」まで折り返し設備がありません。大阪の動脈線である御堂筋線、しかも梅田~心斎橋と利用客の多い場所がストップすると大ダメージですよね。

その非常時用対策で、まずは折り返し線が作られたものと思われます。

 

中津行き列車が設定されている理由としては、おそらく梅田から南方面への乗客対策であると思われます。

文の里行きと共に根強く叩かれる、ある意味かわいそうな行き先ですが、これでも17時台の中津行きが新大阪行きになるなど、以前と比べると比較的改善されてきているように思います

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。あの意味不明な行先が設定されている理由には大半は車庫が近くにあることが理由ですが、各路線色々事情があるんですねぇ。笑

行先がある駅というのは、大阪市交通局にとっても拠点の駅であり、運行上特に重視されていることは間違いありません。

 

日常や当サイトで取り上げないような他の大阪市営地下鉄の話題ならこちら

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Photo,Writer : Series207  2015/10/06

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